キッチンカー開業に必要な講習・セミナー完全ガイド【全国版】
- 直人 尭部
- 2025年10月1日
- 読了時間: 3分

はじめに
キッチンカーは設備と許可を整えれば誰でも始められるビジネス。でも「どんな講習が必要なのか」「どこまで準備すべきか」は意外と知られていません。ここでは、必須の講習・条件付きの講習・プラスになる学びを整理しました。
1. 開業の必修:食品衛生責任者講習

目的:営業許可を取るために必須。車両ごとに1名必要。
受講場所:各都道府県の食品衛生協会(最近は一部オンラインも対応)。
免除対象:調理師・栄養士・製菓衛生師などの資格者は不要。
アフター:自治体によってはHACCP対応のために追加実務講習が指導される場合あり。
👉 最低限、これを受けないと営業許可は下りません。
2. 設備やスタイルに応じて必要になる:ガス関連の講習

LPガス「質量販売緊急時対応講習」 ラーメンや鉄板焼きなど火力を多く使う業態では、販売店から受講を求められる場合があります。修了すると「30分以内に駆けつけ可能エリアのみでしか販売できない」制約が緩和されるので、営業範囲を広げやすくなります。
👉 火を多用するスタイルを考えている人は、ガス販売店に早めに相談すると安心です。
3. プラスで受けると差がつくセミナー
HACCP・衛生管理セミナー 衛生記録の書き方や、異物混入防止など実務的な内容を学べる。営業開始後に役立つ。
創業・補助金セミナー(商工会議所など) 持続化補助金や自治体の支援制度を知るチャンス。資金調達や融資にも直結する。小規模事業者持続化補助金の創業枠はこのセミナーを受講することが条件のことが多いです。
4. 机上よりリアル!現場見学という学び

セミナーではありませんが、実際に営業しているキッチンカーを見に行くのは非常に勉強になります。
水の補充や片付けの様子
実際のオペレーションやメニュー数
接客の流れや導線設計
こうした「現場でしかわからないこと」を体感できるのは大きな価値。もし可能なら、出店しているオーナーさんに話を聞けるとさらに学びが深まります。
5. 最短ロードマップ
食品衛生責任者講習を予約
メニュー・火器の有無を確定
ガス販売店に相談(必要に応じて講習)
衛生管理や補助金のセミナーで知識を強化
実際に稼働しているキッチンカーを見学
まとめ
必須ライン:食品衛生責任者講習
火力業態なら:ガス関連講習を確認
さらに強化するなら:衛生管理・創業セミナー
実務力を磨くなら:実際のキッチンカーを見学
講習やセミナーは「義務」だけでなく「武器」。そして現場体験は、どんな講習にも負けない生きた学びになります。