top of page

地元の木でつくる、
動く防災拠点。

2401152217.jpg

About

防災TKBユニット

私たちは、防災士としての知見を活かし、

長野県長野市豊野町を拠点に、
木を使った移動式ユニットの製作を行っています。

 

防災TKBユニットは、
T(トイレ)・K(キッチン)・B(ベッド)をはじめとした機能を、
地元の木材で包み込み、やさしく、強く作り上げるユニットです。

 

私たちは、災害時に役立つだけでなく、
普段の地域イベントや福祉の現場でも活躍できる、
“使える防災資産”をつくりたいと考えています。

 

備えることが、地域を育てることになる。
そんな想いで、一つひとつのユニットを丁寧に製作しています。

地域ごとの課題に合わせて、
一から設計します。

「トイレ設備がたくさん入った車両がいい」

「平時に町のPRでイベントに出店するため大型車両がいい」

「補助金に合わせた仕様にしたい」

などの自治体の状況に合わせたフルオーダー対応が可能です。積雪・気候・収納場所・用途などに応じて、サイズ・仕様・設備をゼロから設計します。
木工・電装・給排水などの専門スタッフが、一つずつ丁寧に仕上げ、“地域の課題に寄り添う防災デザイン”として、全国各地の導入に対応しています。

IMG_8101.JPG

製品紹介

T(トイレ)「ベビーケアルームカー」

― 要配慮者にやさしい、防災対応型ケアユニット ―

災害時に特に困難を感じやすい、

乳幼児連れ・妊産婦・高齢者など
“要配慮者”に特化した防災対応型ユニットです。

 

内部には授乳スペース・おむつ交換台・簡易トイレを備え、
プライバシーを確保した安心設計。
換気・照明も搭載し、避難所や防災拠点での
一時的なケアルームとして活用できます。

​木の内装が臭いを抑える効果があります。

 

平時には、イベント会場や子育て支援拠点などでも使用できる“動くベビーケアルーム”として運用可能です。

IMG_9364.JPG
スクリーンショット 2025-10-14 12.40.57.png
スクリーンショット 2025-10-14 12.44.09.png

K(キッチン)「炊き出しキッチンカー」

― 地域を支える、防災対応型キッチンユニット ―

災害時には、炊き出しや給茶などの食支援を行うためのキッチンユニットです。
 

給排水タンク、照明、換気ファンを標準搭載し、電源やガスが使えない環境でもすぐに稼働できる設計です。

平時には、地域イベントやマルシェ、学校行事などでも活用可能。自治体が所有し、地元企業や団体に貸し出すことで、
“まちで使い、まちで備える”共助資産としても機能します。

 

内装は木材で仕上げ、やわらかな印象と断熱性能を両立。
見た目にも親しみやすく、地域ブランドの発信にもつながります。すべての仕様は、地域の気候・利用目的・収納環境などに合わせてフルオーダーで設計いたします。

IMG_2341.JPG
IMG_6203.JPG
IMG_8418.JPG

B(ベッド)「リカバリールームカー」

― 初動対応に強い、防災対応型ベッドユニット ―

災害が発生した直後、多くの避難所では体調不良者や高齢者を
「一時的に休ませる場所がない」という課題を抱えています。
その結果、車中泊を選ぶ人も多く、実際に熊本地震ではエコノミークラス症候群による死亡例が報告されました。

 

リカバリールームカーは、そうした「初動の空白時間」を埋める機動型避難所です。
避難所や福祉避難所の開設を待たず、
駐車場や公園、公共施設の屋外などへ即時に展開可能。
体調不良者・高齢者・妊産婦など要配慮者を
安全に休ませるための、移動式ケアユニットです。

内部にはベッド・照明・換気設備を備え、
プライバシーと衛生を確保。木の断熱性が温度変化をやわらげ、
災害直後でも落ち着ける安心感をつくり出します。

福祉避難所を補完し、初動対応を支える“前線型ケアルーム”。
 

すべての仕様は、地域の環境・運用体制・保管条件に合わせて
フルオーダーで設計いたします。

2410211701.jpg
2410211712.jpg
スクリーンショット 2025-10-14 12.44.09.png

導入のメリット

​「備える」を「使える」に変える

スクリーンショット 2025-10-14 12.40.57.png

防災力の強化

災害初動対応を強化し、要配慮者の受け入れもスムーズに。

IMG_2224.jpeg

地域資源の活用

地元木材の利用で、補助金活用や地域経済循環にも寄与。

名称未設定のデザイン-4.jpg

平時の利活用

イベント・観光・教育現場など、常時活用できる仕組みに。

​ご活用イメージ

避難所イラスト.jpg

補助金を活用した導入実績があります

防災ユニットの導入には、補助金が活用できます。

 

地方創生推進交付金や防災・安全交付金など、
国や自治体が進める防災・地域強靱化施策の一環として導入が可能です。

 

実際に、長野県内の自治体では地方創生交付金を活用した整備事業が採択されており、
TKBユニットの導入が進行中です。

​導入の流れ

①お問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください。
導入目的やご希望の仕様、補助金の活用有無などをお伺いし、最適なプランの方向性をご案内します。

④設計・プラン確定

セミオーダー方式で、内外装デザインや設備仕様をカスタマイズ。地域材の選定から配置計画まで、担当者と一緒に最終設計を進めます。

②ヒアリング・ご提案

現地の環境や用途、地域課題をヒアリングのうえ、車両サイズ・外装デザイン・内装設備・木材仕様を含めた最適なプランをご提案します。

⑤製作・施工

自社工房にて木の温もりを活かした内装・外装を製作。

防災仕様に対応した設計で、職人が一台ずつ丁寧に仕上げます。

③お見積り

ご要望に沿った仕様で詳細なお見積りを作成します。補助金の活用や分割支払いなど、導入に向けた最適な方法も合わせてご相談いただけます。

⑥納車・アフターサポート

完成後の納車時には、使用方法や運用のポイントをご説明。
納車後も修理・メンテナンス・追加改造まで、長期的にサポートいたします。

bottom of page